IMAO今尾伸缩式夹紧器ACL-N刘15621198049
ACLとは、アクセスコントロールリストの略で、通信アクセスを制御するためのリストのことです。
一般的には略して ACLと呼ばれています。
複数のネットワークが、存在する環境では各ネットワークで無条件に通信出来ると問題が
ある場合はあります。そこでルータでは、通過するパケットをチェックして、許可された通信だけを
転送するように制御する事が出来るようになっています。
そういった通信の制御に使用されるのが ACLです。
ACLには、チェックするパケットの条件とその条件に一致する場合の動作(許可または拒否)の
一覧を登録します。ルータはACLの内容(ルール)に基づき、ルータに送られてくる通信を
許可する通信と、拒否する通信にパケットを分けるフィルタリングを行います。
##### ■ 1-1-2.ACLの種類
● 標準ACL
標準ACLは、パケットをチェックする条件とし「送信元IPアドレス」を使用します。
標準ACLには、番号付き標準ACL と 名前付き標準ACLがあります。
番号付き標準ACLは番号で識別されます。番号は、1~99、もしくは 1300~1999の値を指定します。
名前付き標準ACLは名前で識別されます。
効果は全く同じですが、名前付きのほうが、「これは何用の ACLだ」と管理しやすいです。
● 拡張ACL 拡張ACLでは、「送信元IPアドレス」だけでなく「宛先IPアドレス」「プロトコル番号」 「送信元ポート番号」「宛先ポート番号」のパケットをチェックします。
拡張ACLには、番号付き拡張ACL と 名前付き拡張ACLがあります。
番号付き拡張ACLは番号で識別されます。番号は、100~199、もしくは 2000~2699の値を指定します。
名前付き拡張ACLは名前で識別されます。